裾模様(戦前/明治)旧家のお得意様からのお預かり品を掲載させていただきます。駒縮緬に本友禅にて松竹梅・菊・牡丹などを染め上げた裾模様です。柄の中には少しづつ手刺繍も施されています。蔦の紋が五つ入っております。当時も今も変わらず、四季を選ばない重宝なきものだったと思われます。時代が経過しておりますので色焼け、汚れシミなど所々に見受けられますが、今までに見てきた戦前のきものの中では良品と思います。お仕立ては現在、身丈4尺5分、袖丈1尺5寸7分、袖巾8寸5分、肩幅7寸8分、後巾7寸3分、前巾6寸3分と見てとれますが、勿論、縮んでしまった寸法だと思います。(裾綿入)販売価格を8万円相当で希望されています。販売価格:80,000円
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礼装用の絵羽コートを掲載させていただきます。品物は未仕立品でご自分の寸法に合わせてお作りいただけます。生地は金通し(生地の横糸に金糸を織り込んだ生地)生地に手描き友禅にて色紙柄を描いた逸品ものです。染めは『千艸屋』という京都の老舗工房が染め上げております。http://www.chigusaya.co.jp/留袖から訪問着、付け下げまで、礼装のおきもの上に着用していただけます。千艸屋の手がけたコートですと500,000円以上は値が付けられます。販売価格:300,000円
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京友禅(手描き)中振袖■品物の様相色目・柄行きのお好みは別としまして、仮絵羽地全体に大きく構図をとり、細かいところまで手描き友禅にて丁寧に染め上げたのが見て取れます。いい仕事がされている振袖です。未仕立品でございますので、170cm以上のお背が高い方でもご着用いただけ柄も栄えることでしょう。■品物の推定価格手描きものの正絹振袖(逸品もの)ですので、正反ものでございましたら50万円以上する品です。■評価・お知らせ問屋流通品の中からの染め難品です。制作の際、後ろ袖右肩及び下部・前見頃裾などに染料飛び・数カ所のしみ汚れあります。・着用の際に染め難の箇所を分かっていなければ見た目はわかりません。・別途しみ抜きもできますので、その場合は約1万円ほどご予算ください。 (別途加工日数を頂戴いたします。)型染め量産品の中振袖に多く見られる、着用の際に帯で隠れてしまう胴の部分の染め加工を抜いたものとは違って、振袖元来の柄付けを全体にわたりきっちり染め上げた古典調子の振袖です。品物のお仕立に至りますまでの各種加工、並びに裏地ものも別途承ります。また、お仕立に関しましても熟練和裁師(数々の賞を受賞)の男仕立から、通常仕立、低価格仕立(海外仕立)までご用意してございます。本品に限り、サービスにて湯のし(筋消し)加工の施しをさせていただきます。(別途加工日数を頂戴いたします。)販売価格:105,000円
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きもの通なら誰もご存知の更紗染め、三代目更勝の着尺です。26年前に染められた本家本元品でございます。古物流通の中ではプレミア品にもなっていますので、本品は希少価値の高い品物とご理解ください。¥400,000 ~ ¥500,000(反物状態)相当。更勝(三代目更勝)通常小紋で30~60枚の型紙を使い、総柄の訪問着の場合などはパーツごとに別の型紙を使うので、総枚数は400~700枚にもなります。複数の型紙で更紗を染める方法は、先代の3代目更勝が開発した方法といわれています。現在の更勝を継承するのは、青木章三4代目だが、先代が「三代目更勝」と商標登録をしてしまったので未だに作品には三代目更勝と染入しています。写真はフラッシュを使いましたので地色は赤く見えますが実際は茶色です。販売価格:315,000円
画 像: 染め小紋着尺(三代目更勝) -(167 KB)
正真正銘の本場結城紬の反物です。(重要無形文化財証書付き)結城紬の柄行きとしては市松柄で珍しいのですが、逆にモダンさを感じますので、これからの時代にもピッタリじゃないでしょうか。貴女のお手持ちの中に『本物』の結城紬を加えてみてみませんか。市場価格は1,200,000円前後します。販売価格:420,000円
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藤娘きぬたや謹製の総本疋田絞りの中振袖です。今ではなかなか見ることの出来ない美術品とも思える品物です。単色濃淡使いの疋田絞りだけで、これだけ力強い枝椿を現しているところからも、正しく逸品ものの中振袖と言えます。販売価格:315,000円
画 像: img20081103173425.jpg -(272 KB)